英語
英語の前置詞一覧|in・on・atの使い分けをイメージで理解する
公開: 2026-07-05
目次
英語の前置詞は「暗記するもの」ではなく「イメージでつかむもの」です。inは「空間の中」、onは「接触」、atは「一点」という核となるイメージを持てば、時間でも場所でも迷わず使い分けられます。この記事では主要な前置詞20個を一覧表で整理し、特に間違えやすいin・on・atの使い分けを表で解説します。よくある間違い5つもあわせて確認しましょう。
前置詞とは?名詞の前に置いて関係を表す言葉
前置詞(preposition)は、名詞や代名詞の前に置いて「時間・場所・方向・手段」などの関係を表す言葉です。たとえば in the box(箱の中に)、at seven(7時に)のように使います。
日本語の「〜に」「〜で」「〜へ」に近い働きをしますが、日本語と英語は1対1で対応しないため、「日本語訳で覚える」と間違えやすくなります。そこで役立つのが「コアイメージ」で理解する方法です。
主要な前置詞20個の一覧表【意味・例文付き】
まずは中学・高校で必ず出てくる20個を一覧で確認しましょう。
| 前置詞 | コアイメージ | 主な意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| in | 枠の中 | 〜の中に、〜(月・年)に | I live in Tokyo.(東京に住んでいます) |
| on | 接触 | 〜の上に、〜(曜日)に | The book is on the desk.(本は机の上にあります) |
| at | 一点 | 〜(地点・時刻)に | See you at the station.(駅で会いましょう) |
| to | 到達点への方向 | 〜へ、〜まで | I go to school.(学校へ行きます) |
| for | 方向・目的 | 〜のために、〜の間 | This is for you.(これはあなたのためのものです) |
| from | 起点 | 〜から | I'm from Osaka.(大阪出身です) |
| of | 所属・部分 | 〜の | the name of the dog(その犬の名前) |
| with | 一緒・付帯 | 〜と一緒に、〜を使って | I played with him.(彼と遊びました) |
| by | そば・手段 | 〜のそばに、〜によって | I go by bus.(バスで行きます) |
| about | 周辺 | 〜について、約〜 | a book about stars(星についての本) |
| under | 真下 | 〜の下に | The cat is under the table.(猫はテーブルの下にいます) |
| over | 真上・覆う | 〜の上方に、〜を越えて | a bridge over the river(川に架かる橋) |
| into | 中への移動 | 〜の中へ | He came into the room.(彼は部屋に入ってきました) |
| between | 2つの間 | 〜の間に | between you and me(あなたと私の間で) |
| among | 3つ以上の間 | 〜の間に | popular among students(生徒の間で人気) |
| before | 前 | 〜の前に | before dinner(夕食前に) |
| after | 後 | 〜の後に | after school(放課後に) |
| during | 期間中 | 〜の間ずっと | during summer vacation(夏休みの間に) |
| near | 近く | 〜の近くに | near my house(私の家の近くに) |
| through | 通り抜け | 〜を通って | through the tunnel(トンネルを通って) |
in・on・atの使い分け【時間編】
時間を表すときは「大きい範囲=in、日付・曜日=on、時刻=at」と覚えます。inが最も広く、atが最もピンポイントです。
| 前置詞 | 使う場面 | 例 |
|---|---|---|
| in | 年・月・季節・世紀・午前午後 | in 2026 / in July / in summer / in the morning |
| on | 日付・曜日・特定の日の朝晩 | on July 5 / on Sunday / on Monday morning |
| at | 時刻・時の一点 | at seven / at noon / at night / at that time |
「in the morning なのに on Monday morning」のように、特定の日がつくとonになる点が入試でも狙われます。
in・on・atの使い分け【場所編】
場所では「広がりのある空間=in、接している面=on、地点=at」と考えます。
| 前置詞 | 使う場面 | 例 |
|---|---|---|
| in | 国・都市・部屋など空間の中 | in Japan / in Kyoto / in the room |
| on | 面への接触(上とは限らない) | on the wall / on the floor / on the train |
| at | 地図上の一点・施設 | at the door / at the bus stop / at school |
よくある間違い5つ
日本人学習者が特に間違えやすいポイントを5つ紹介します。
1. ×go to home → ○go home
homeは副詞として使うため、toは不要です。go there、come here も同様にtoをつけません。
2. ×in Sunday → ○on Sunday
曜日は「日付の仲間」なのでonを使います。「〜曜日に=in」と思い込むミスが非常に多いです。
3. ×married with him → ○married to him
「〜と結婚している」は be married to です。日本語の「〜と」につられてwithにしないよう注意しましょう。
4. ×discuss about the plan → ○discuss the plan
discussは他動詞なので前置詞は不要です。talk about との混同から生まれる間違いです。
5. ×at the morning → ○in the morning
morning・afternoon・eveningは幅のある時間帯なのでinを使います。ただし at night は例外としてそのまま覚えましょう。
まとめ
前置詞はコアイメージで理解するのが最短ルートです。最後に要点を整理します。
- in は「枠の中」:年・月・季節、国・都市・部屋
- on は「接触」:日付・曜日、面にくっついているもの
- at は「一点」:時刻、地点・施設
- go home、discuss、married to など、前置詞が不要・特殊なパターンは個別に覚える
一覧表を何度も見返しながら、例文ごと口に出して練習すると、自然と正しい前置詞が選べるようになります。